直撃インタビュー!

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●--ハロー、エブリバディ!
ボクはオハイオからやってきたリチャード・スミス。
今日はアールエイチ・プラスさんへお邪魔しています。
まずは「何をやっているんですか?」という基本的な質問にお答え頂きたいのですが。

◎--はい確かに、デザイナーなんです、と言ってもなかなかピンと来る人はいないでしょうね。具体的にあれを作りました、これをデザインしましたと話をしても、目に見えるそれだけが仕事を説明する全てではないから厄介なお仕事っちゃ厄介です。むしろ目に見えない裏方として、こっそり何かをしているのがほとんどと言ってもいいかもしれません。
例えば企業さんなどとお仕事をした結果、そこの商品が売れたりお客さまが増えたりすると、「すごいね!」と話題になるのはその企業さん。
デザイナーはこっそり裏で「おっし!」と小さくガッツポーズをとっているか、すでにもう先の仕事に向けて振り返ることなく、何かを作っている。
先へ先へと作り続ける、生み出し続けるという、ひとつの特殊なイキモノみたいな生活です。

●--なかなか普通の仕事とは違って、見る機会のない生活のご様子ですね。

◎--いえ、“お見せ出来ないような生活”といいますか…(肩を落とす)。

●--す、すいません! 次の質問行きましょう!
ついうっかり同じデザインになってしまう、なんてことはないのでしょうか?

◎--今までの仕事を全部並べたら、なんとなくカラーがあるとは思いますけど、同じことをやっちゃいけない仕事ですから。
また、めったなことでは同一業種のお仕事を受けることはありませんが、たとえ異業種であっても、表現方法を変えていくのが基本です。
「○○社さんの仕事を見ましたが、とてもいい感じなので、あんな感じで」と言われたら、おっと!なおさら変えなくてはイカン!と励むことになります。期待をされるのは大きなチャンスだし、頑張らなくては失礼だから、喜んで楽しく苦しみます。そして、期待されたもの以上にプラスアルファを付けてお返しすることを心掛けています。
このあたりが社名のアールエイチ・プラスの由来でもあるのです。

●--一言でデザインといっても、色々ありますよね。

◎--はい。私の場合、基本的には“紙に印刷するもの”からスタートしたデザインという仕事なのですが、鹿児島という地域性なのか、はたまた、あらゆるジャンルに興味がある自分の性格が問題なのか、何でも屋の様相を呈して来ているのが現状ですね。
表面的なことだけじゃなくて、そのプロジェクトの根っこから理解しておきたい、問題点は何なのか、どの表現方法で誰をターゲットに作りデザインするのか、これが分からなきゃ始まらない。芯のないデザインになってしまうような気がして、あれこれ質問したりこっちからアイディアや意見を言ったりしているうちに「もう、最初っから呼んどけ!」となってしまいました。
言われるままにハイハイ作ってたってねぇ…役にたたない印刷物やひとりよがりのデザインほど悲しいものはないですから。せっかく人が集まって仕事するのだから、お互いの良い面や特技を出し合って、より良いものにしたいといつも思っています。

●--なるほど。異業種間のコラボレーションとしてデザイナーが関わるということは、必要なことかもしれませんね。

◎--必要なんですってば!
これだけソフトの時代ソフトの時代って煽っておきながら、デザイン料は予算がなくて…なんて言ってくる“ピーーーーッ!”みたいな、真面目なこと言って上手くまとめようとしてるでしょ!
ちょっとここに正座しなさい!!

(ボコボコボコ!!)

●--そ…それでは残念ながら…最後の質問です。座右の銘を教えて頂けますか?

◎--“趣味を仕事にすれば仕事も道楽!”コレです!
二十歳の成人の日に朝日新聞の“著名人が贈る新成人へのメッセージ”というものがあって、沢山並んだ中にあった、私に都合の良い一言です。誰が言ったかは忘れましたが、「これはスゴイ!」と思って今までやってきてしまった結果がコレです。
他にも“棚からぼたもち”“人の力も自分の力”“美味しいものを作ってくれる人は良い人”がそれぞれ座左座前座後にあります。

●--今日はお忙しいところありがとうございました。
来週のプレゼン、頑張ってください。ついでに大学のレポートの山も頑張ってください。英語の試験も低空飛行だって怒られてるじゃありませんか。HPのトップページにこんなあほな原稿打ってる場合じゃないですよ。

◎--はぁ…分かってるんですけどねぇ、つい…。

〈interview&text/RH+; HANADA〉


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2005年04月23日 22:13に掲載された表紙の写真です。

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