Macの前に座り続けているのがとってもツライ、寒い季節がやってくる。ここは鹿児島市内と比べて3度は冷える。夜になるとただでさえ星が多く見えるのだが、日に日に寒さで倍増するキラキラ感。ぐんぐん冷えるのが目で見える。
すきま風だらけの家では、部屋全体を暖めようなんて意味がないので、引っ越して来た当初から『ウォームビズ』には必死だった。仕事をする時には軽くて温かい服を着て、足下集中で小さなヒーターをセットする。たまに横のストーブで手をあぶらなければ、文字も打てなくなる。ストーブの上では常にお湯を沸かすか、豆を炊くかしていて、昼間だったらお茶やおやつに、夜になったら焼酎のお湯割りを作ってすする。越して来るまでお湯割りなんて飲む気にもならなかったが、あまりの寒さに震える手を暖めながら口にした。食べるものも変った。根菜や玄米を中心にして、野菜や味噌、漬物で日本人らしい底力食になって来た。
マンションに住んで、会社という場所で、デザインをしていた頃とはこんなにも環境が変ってしまった。冬はものすごく冬で、夏はうんざりするくらい夏だ。なのに、夏バテもなくなったし、風邪もひかない。
そのぶん春や秋の変わり目の風を感じると、こんなに気持ち良い季節があるのかとうきうきする。畑にタネを播きたくなるのも、きっとこんな気持ちからじゃないだろうか。
こうして5年かけて環境に順応してくると、なんとなくデザインするものも変るように思う。夏と冬では作っているものが違っているだろう。冬には冬のデザインを。お腹の中から暖かく効いてきて、底力がありそうなデザイン、といった感じだろうか。
写真/冬の超ファーストフードは残りご飯のお粥。漬物は他にもまだまだ沢山あるので悩む。
梅干しは今年漬けた新しい小梅。文句なしに美しい。

