またもやお休みをいただくことになりました。さて今回の理由は、台湾で開催される「2006第一回天下の銘茶コンテスト」へ運営委員として招聘されたからなのです。
お茶の世界には緑茶だけではなく、青茶・黄茶・白茶・黒茶・紅茶といった大きな分類があり、国や地域によって様々な工程を経たお茶が作られています。それらのお茶を一堂に集め、どれが一番かを決定するコンテストが開催されるのです。
私はかつて一瞬、中国茶を本気でやろうかと思いのめり込んでいたのですが、やればやるだけ奥が深すぎて、ホンモノが凄すぎて、「趣味にとどめなくては大変なことになる!」と両手を上げて退散した過去があります。それでもその間に得た「オイシイってなんだろう? ホンモノってどういうこと?」という意識は、現在の私につながる大きな財産となりました。知り合えた人もまた、素晴らしい方々ばかりでした。
そこから色々と流れは続き、今回の「日本の緑茶の産地として、○○ではなく鹿児島が手を挙げてみる気はないか?」という機会がやってきたのです。鹿児島大好きな私にとって、願ってもない話でした。さっそく鹿児島のお茶団体に協力を仰ぎ、この繁忙期に(決して鹿児島を離れてはいけないような立場の方が!)緑茶カテゴリーの審査員としても、台湾へ足を運んでいただくことが実現しました。私も、話だけ振っておいて自分の時間を差し出さないのも失礼なので、台湾と鹿児島がお茶を通じて近くなる瞬間を、この目で見届けることにしました。
そんなことが起こっていることを、たぶんほとんどの人が知らないので、ここに残して出かけようと思います。私たちの3世代ほど前には、お茶を通じて台湾と鹿児島の交流が盛んだったと聞きました。これからの鹿児島は、どんどん南の方を向いて人と出会う必要があるような気がします。一杯のお茶を通じて、また新しい世代の交流が深まることを願って…。
不在期間:6月28日(水)〜7月4日(火) ※5日(水)より通常通り

