セイリング

060717.gif



ヨットに乗って海を渡って桜島へ。温泉に浸かりながら夕焼けの移りゆく色と鹿児島市内の景色を眺める。温泉から上がったら、やっぱり生ビールだろう。しばらく風に当たって酔いを醒ましたら、またヨットに乗って街へと戻る。そんな経験をしてしまったから、ますます鹿児島が好きになってしまったのだ。

錦江湾でクルージングを楽しんでいるヨットは、いったい何艇くらいいるだろうか。魚釣りの漁船はけっこういるのだが、ヨットとなると天気のいい週末であってもほんの数える程しか出てはいない。こんなに素晴らしい鹿児島の海なのに、勿体ないなーといつも思う。

まだヨットなんてぜんぜん身近ではなかった頃、週末の度に海に出ているヨットを見ては「優雅だねぇ〜」「金持ちだねぇ〜」と思っていた。もう5年くらい前のことだろうか。その大きく風をはらんだセイルには「GAIGO」と大きく書いてあったのをはっきりと覚えている。毎週末、必ずと言っていいくらい海に浮かんでいるのだ。

それから2年ほどが過ぎて、不思議なことにそのヨットのGAIGOさんから「桜島にビール飲みに行きましょう!」というお誘いを受けたのだ。「一体どんな優雅でハイソな人たちがヨットを楽しんでいるのだろう?」と思っていたら、どっこい、とんでもなく楽しい人たちが和気あいあいと乗り合わせているヨットだった。だれもぜんぜん金持ちでもなんでもなかった。
「桜島にビールを飲みに行くためだけに、ヨットを海に出す」という、つっかけサンダルのような感覚がたまらなくおかしくて、気取ってなくて、そのヨットの上で私はGAIGOの学長先生や皆といろいろな鹿児島の夢や未来の話をしては、ビールを飲んでいた。「みんなで鹿児島のために、いろんなことしようね。」と約束して、私も「何かあったときにすぐ動けるように」また英語をやろうと決めたのも、このGAIGOヨットの上だった。

それなのに、1年ちょっと前に学長先生は先に海へと旅立ってしまい、みんなで夕暮れのヨットからお別れをすることになってしまったのだ。いろいろ夢を約束していたのに、困った人だ。

ようやく時が経ち、GAIGOの新しいデザインを作り上げることになった。イラストレーターさんに夢や未来をいっぱい乗せたヨットまで描いてもらった。さぞや学長先生も打ち合わせに混ざりたかったに違いない。「おっ、いいなぁ!」という顔が目に浮かぶ。

今日は海の日で、久しぶりにまたGAIGOのヨットが走り始めたという。
また冷たいビールを提げてヨットに乗って、鹿児島を海から眺めに行こうと思う。

★素敵なイラストは、暮らしを満喫しながら鹿児島から新しい仕事のありかたを発信中!大寺聡さんでした。ほか、中面などにも描いていただきました。この学生募集要項が欲しい方は、鹿児島外語学院までどうぞ!


« 回来了! | | 女性のための… »


home

About

2006年07月17日 22:31に掲載された表紙の写真です。

鹿児島・グラフィックデザイ|広告ディレクション