紅茶をつくるオガタさん

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緒方さんは鹿屋市で紅茶を作っている、ごま塩頭のおじちゃんだ。25年以上もの間ずっと有機だの無農薬だの表示しなくたって、「そげんたあたりまえやっでや」と紅茶を作り続けている。

工場がまたとってもステキ。ガッチャンガッチャン音をたてて、手入れの行き届いたポンコツ機械が動いている。停まったりしたらきっと蹴っとばせばいい、そんな機械が所狭しと並んでいる。補修もトタンや浪板でちょちょいのちょいだ。HACCPなんて絶対取得出来ない。いや、緒方さんにはそんなもの必要ないのだ。現にJAS(有機生産表示)マークだってきちんと取得したのに、そのシステムの不条理さに返上してしまったくらいだ。

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「シールがなくなったがよ〜、また作っちょってくれんけ」
緒方さんから電話がかかってくると、私もとっても嬉しい。シールが無くなったということは、それだけ売れたということだから。
知りあった頃は、大量に売れ残った紅茶を畑に撒いて捨てていたんだもの。

現在では、緑茶茶葉の転用で国産紅茶が多くなっている。中には「これは完全発酵じゃなくて腐敗じゃないのか?」と思いたくなるような不思議なお茶もあり、これを初めて飲む人が国産紅茶はやっぱりダメだ…とインプットされてしまったら悲しくなる。
緒方さんは「いんど」「はつもみじ」という紅茶専用の品種を育て、紅茶を作っている。そして、ブロークンタイプもリーフもこの工場でパートのおばちゃんたち(70〜80代)と手作業だ。

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こっくりとした甘味があってこれからの季節はミルクティーに欠かせない。さらに多めの茶葉とミルクで煮出してショウガやスパイスを入れると、身体が芯からあったまる。コーヒー党の私が珍しくお勧めする飲み方です。

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鹿児島県内店頭での購入は「地球畑」「グリーンコープ」、ネットで検索するとすぐに取り扱いサイトが見つかります。
「紅茶と並べてセットにしたら色がきれいだから、作ろうか」ということで、緑茶もあります。


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2006年11月29日 11:45に掲載された表紙の写真です。

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