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アメイジンググレイスを聴きながら。

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リコーダートリオの「Yana Pico」に45分×2ステージで演奏のご依頼があり、とことこと出かけてきました。

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素敵なポスターを作ってくださってました。

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「わぁ、控室だ!」と喜ぶ三人(笑)

今回の選曲はこんな感じで。

Divertimento Nr.3/W.A. Mozart
涙あふるる/G.F. Handel
White Sunday/J.S. Bach
Trio op83,No1/J.Hook
グリーンスリーブス/イングランド民謡
アメイジンググレイス
夢路より/S.C.フォスター
森へ行きましょう/ポーランド民謡
朧月夜/作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一 

しっかりといつもの選曲を試みたのですが、演奏する場所はいわゆる「老人ホーム」と呼ばれるところ。

人生の先輩方がたくさんいらっしゃる場所で演奏するにあたり、私はどうしても年寄り扱い…と言ったら語弊があるかもしれませんが、安易な選曲をすることができませんでした。
ラジオやレコードで繰り返しクラシックを楽しまれていた方、音楽の先生、もしかしたら演奏家の方もいらっしゃるかもしれません。
とにかくしっかりと、美しい音楽を目指して、自分たちが心をこめて演奏できる曲にしよう。

とはいえ、いちおう(笑)最後の方にはみんなで口ずさめるような三曲を配置し、担当職員の方が大きくボードに歌詞カードを用意してくださいました。

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演奏が始まった瞬間から、皆さんがぐっと聞き込んでくださっているのが伝わってきました。
そして、介護度が高い方のホームで…思いがけないことが起こりました。

アメイジンググレイスの演奏が始まったとたん、皆さんが小さな声で一緒に歌いはじめたのです。歌詞カードなどもちろんありませんし、演奏しながら聞いていると…なんと…英語…。

会場の窓から菜の花畑が見えるのでと、メンバーのKさんが用意してくれた「朧月夜」でしっとりと演奏を終えることができました。
帰り際には「老人ホームでやりそうな演奏じゃないのがよかった」「次回はグノーのアヴェ・マリアを」との声までいただき、勝手な思い込みや先入観で選曲をせずに良かった…と、胸を撫で下ろしたのでした。

会場の広さも響きも申し分なく、演奏に集中させていただきました。
準備を進めてくださったスタッフの皆様、ほんとうにありがとうございました。
そしてなによりも、限られた時間の中で選曲や編曲、練習を一緒に楽しんでくれた〈Yana Pico〉の仲間にも感謝です。リコーダーをケースにしまいながら「よし、バッハのレパートリー増やそう。トリオ・ソナタやろう」と即決でした。

パークヒルズ慈遊館
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