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2018年02月01日

美術と音楽を結びつける。

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日本に暮らしていると長い歴史に育まれたものなのか、自然の中で生かされてきた環境がそうさせるのか、私には確固たる宗教観というものがありません。

でも、地球上には一つの宗教を巡って生きてゆけるかどうかの瀬戸際をかいくぐってきたり、身分や生き方を大きく左右されることが当たり前だったりと、血なまぐさい歴史や差別が続きます。

西洋の音楽を聞きかじるようになり、東洋の島国に暮らす私は「わから〜ん!」と小声で叫んぶしかありませんでした。

西洋の音楽には歴史や宗教の理解が不可欠。
ついでに言えば、映画も宗教の基礎が散りばめられていることに気づけば、見方が変わる。
日本人だったら誰もが「桃太郎が連れていたのは、犬と猿と雉だよね」ということをいちいち言わなくても分かるように、分かっていることが前提となっているものって、知らない身からしたら「何がわからんのかが、わから〜ん!」というわけでして。

ありがたいことに今年に入ってから、音楽の仕事(もちろんデザインの方)をいくつか依頼されています。
西洋の宗教や歴史の大前提を知らなければ、とんでもないヴィジュアルを提案してしまうことになり、それはすべて「クライアントに大きな恥をかかせる」ということになってしまう。

きれいなだけじゃだめ。
その奥につながることを知った上で、デザインをしなきゃいけない。

いままでずっと、医療や食を中心とした仕事の表現を引き受け、積み重ねてきた私。音楽のジャンルをデザインの仕事で引き受けるとなると、楽しく笛を吹いてる、音楽を聞きかじったデザイナーというだけじゃダメな段階に突入しちゃったようです。

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マリア像の写真を単純に「美しい…」と感じるだけでは、だめなのでした。
このことに気づいたところから、またきっと新しい扉が開くに違いない…。

自分の中で、美術と音楽の強制融合。
2018年はそんな予感。
あぁ、切実に、歴史ある空気を吸い込む旅に出たい(笑)

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