必要なもの、好きなもの、大事なものだけしかない空間

元日ぜんざい


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新年早々雪が降っているではないか。

なんか暖房機器を増やさなくてはと思っても、ホットカーペットとファンヒーターくらいではどうにもならない。
よし、どうせ風通しの良い家なんだから、台所で火を熾そうっと。

火災報知器付きのマンションではやれないのが、この「お部屋で七厘」だろう。

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まずは火熾しで炭に着火。
3分ほどガスにかけたら後はほうっておくだけ。火はパチパチといい音をたてながら熾り続けてくれる。ふわっとした炭の香りも、すこし気持を暖かくしてくれる。

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七厘に移したらせっかくだから上に何か乗せときましょう。
あ…横にある「アラジンストーブ」はこう寒くては焼け石に水、寒波にアラジン、です。灯油を消費しても勿体ないだけと諦めて、使いません。

鍋のなかでことこと炊くのは、やっぱり小豆。洗ってすぐに炊けるのがいいですね。

市販のあんこや煮豆はどうしても甘すぎて、食べると疲れてしまうのです。尋常ではない量の砂糖は、身体に入った瞬間にショックを感じることすらあります。
自分で砂糖を加えて作ってみると、相当量を入れなくては甘くはならないことがわかります。豆本来の美味しさと最低限の砂糖の甘さをみながら、ちょうどいい加減に仕上げられるのが手作りの良いところ。しかもお鍋いっぱい作ったって、原価はたがが知れています。

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渋抜きのために一度茹でこぼします。
あとはただ横で年賀状を書き足したり、「スーパーマンリターンズ」のDVDでも観てたら、吹きこぼすこともなく黙って七厘がいい感じに仕上げてくれます。

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炊き上がったら、実家からもらってきたお餅も焼いてしまいましょう。ガス台やオーブントースターではどうにも気分がでないので、やはりここでも七厘です。
お餅を焼き終えたら、やかんをかけておくとお湯が沸きます。ガス代も電気代もいりません。

さて最後に「神宗」の塩昆布でも添えて、元旦の作り立てぜんざいをハフハフいただきます。


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