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命の実感

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今回はちょっと真面目に今の気持を残しておきたいと思います。

今、私が関わっている仕事は、命の最前線、現場です。病気に苦しんだり、乗り越えたとしても再発に心を痛めたり、老いてゆくことを現実として受けいれなくてはならない、そんな現場の人たちと仕事をしています。
医者であれば病気と立ち向かう事が出来ます。看護士であれば、患者さんと直接向き合うことが出来ます。介護士であれば年齢を重ねてゆく人たちの手を取ってあげることが出来ます。でも、デザイナーという職業を選んでしまった私には、何も出来ないのです。表面的にふるまうことは出来るのかもしれません。いわゆるボランティアという事をすることも、一つの選択肢なのでしょうが、やはり自己満足だけでボランティアという選択は、無責任な気がして出来ません。

毎日毎日、考えています。じゃあ私に何が出来るのよ、って。何の力も無いじゃないのって。同時に、私自身もいつか死んでゆくのだな、なんて事も、毎日必ず一瞬、頭をよぎるのです(これはものすごく冷静に、現実として受けいれられるようになりましたが)。

私に出来ることは何なのでしょう。誰かを幸せにしたい。出会って良かったと感じてもらえる自分でありたい。こんな事を口にするにはまだまだ若輩者なのでしょうが、涙が出るくらい心がいっぱいになるのです。

デザインという表現方法を通じて、何かを誰かに返していけるのだろうか。
答が見つからないままです。

それでも、やっぱり毎日、何かを、思いを、形にしてゆかなければならないのです。
これが、私の選んだ、たぶん一生の仕事なのですから。

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2005年02月15日 22:31に投稿されたエントリーのページです。

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