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2種類のプチプチ収穫

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薮になった家の周りをうろうろしていると、美味しそうなものを発見!“はぶ茶”と“しその実”ではないか。

そう、「どくだみ〜、はぶ茶、プーアール〜」のはぶ茶が私の家の庭には生えてくるのだ。いっぺん苗をもらって来て植えたところ毎年たくましく増殖、めんどくさくなってすぐに雑草扱い。大抵は夏の間に薮払いして捨てられるのだけれど、今年は私がいなかったため生き残り、「せっかくだから摘んどくか」くらいの量のサヤが茶色く乾燥していた。サヤの中に並んだ小さなタネを取り出して、洗って干して、煎って仕上げる。茜色のきれいなお茶が飲めるのだ。しかも美味しい。なのに毎年めんどくさがって刈り捨てられるはぶ茶。

しその実は塩漬けにする。こっちは毎年ちゃんとかならず作る。今の時期に作っておけば、一年中しその香りとぷちぷちを楽しめる。ご飯やおむすびにのっけたり、塩もみした野菜に混ぜて浅漬けにしたり、ちらし寿司やまぜご飯にも良いアクセントになる。なんだかこれがあるだけで、料理が上手くなったような錯覚をおこさせる、小さいくせにそれくらいの威力がある。
こちらもざぶざぶ水で洗ってホコリや虫などを落とし、指先で実をしごき取る。ボウルの中で塩をまぶしてぎゅうぎゅう揉むと、黒い灰汁がいっぱい出てくるのでその灰汁をしっかり絞り捨てて、空き瓶に詰める。実がすっかり浸るくらいの塩水(飽和状態にしたもの)を加えて蓋をして冷蔵庫で保存します。できたては鮮やかな緑、次第に黒っぽくなってくるけれど問題なく食べられます。1〜2年(たぶんそれ以上なんだろうけど、食べきってしまうので不明)大丈夫。日本人で良かった!って気持ちで満たされます。

たまたまどこかにしその群生を見つけてしまったら、勇気を出して「しその実ください!」と言ってみましょう。塩漬けなんてことをする人は、そんなに多くはないはずです。放っておかれてそのまま畑の土となるだけです。もし「えっ、しその実塩漬け、私も作ってるのよ」という返事が帰って来たら、すぐに“しその実塩漬け同好会”を作りましょう。塩漬け話で盛り上がれる人との出会いは大切に。もしかしたら他の塩漬け情報も入手出来るかもしれません。

さあ、9月いっぱいがしその実入手のリミットかと思われます。連休のチャンスを活かして、歩き回って探してみませんか。

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2005年09月19日 16:41に投稿されたエントリーのページです。

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