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お土産つめて…。

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私は旅先でお土産を買う、ということをほとんどしない。わざわざ届けるということをしない。お土産探しのために時間を費やすより、余計なものを少しでも多く目に焼き付けたいと思って旅先では過ごしている。

そんな私が、今回2度目となる台湾にお土産をいっぱいつめこんでいった。しかも、生涯2度目のスーツケースを借りてまでして。「こんな邪魔なもの、何かあったら走って逃げられないじゃないか」と嫌悪するスーツケースに、御礼ののしを巻いた日本らしいお菓子を入れた。どうしても前回台湾で出会った人たちに渡したかったのだ。また会おうと思えば会えるけど、海外ともなるとそう簡単にはいかない。日本からは行けるけど、向こうからはそう簡単に来れる金額ではない、というのもある。海外に行き誰かと仲良くなるたびに「また会おうね」という言葉を交わす。それがなかなか難しいことは、お互いに分かっているけれど。
だからちゃんと一人一人の顔を思い出しながら、お土産の数をあたっていかなくてはという気持ちだった。

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逆に、台湾から頂いてきたお土産の一つにパイナップルケーキがある。台湾名物としてよくあるものだが、どうも聞くところによると「重い割に人気がない」「他のお土産よりは食べられるけれど」という反応もあるようだ。たぶん、空港でまとめ売りされているのが美味しくないというのはどこも同じであろうから、私も「名物に旨いものなし」とまで思っていた。ところが、地元の人がわざわざ買ってきてくれたお土産は全然別モノ。仕事の合間に開けてみたクルミ入りパイナップルケーキはものすごい美味しさだった。この一箱、隠して独り占め決定!
このパイナップルケーキを選んでくれた人は、前回も食べたことのないピーナッツ飴をプレゼントしてくれて、「他のところのは同じだけど美味しくない」と教えてくれた。
その飴は食べるものに非常にうるさい私の祖母(83歳)にも「台湾でまた買ってきて、死ぬ前にもう一度」と迫力のある一言を言わせ、おかげで今回そのピーナッツ飴を作っている店までわざわざタクシーを走らせるはめに…。

相手をしっかり思いながら、また会えた瞬間の喜びを思い描きながら、お土産を選ぶことを楽しむのもなかなかいいものなのだね。ということに気付いた暑い夏でした。

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2006年08月18日 11:56に投稿されたエントリーのページです。

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