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電気配線工事

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きょう〜は楽しいイブだけどぉ〜(イブだけどぉ〜)
私の家は浄土真宗(ン!)西本願寺〜(一応ね〜)
イルミネーションつけないけれどぉ〜
てんじょの照明かんがえなくっちゃ・いけまぁせ〜ん〜♪

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唄いながらお休みの現場に着くと、なぜ私の心が通じたのかしら!?というタイミングで、電気配線のお兄さんがいた。私は全然気にしないけどお若い方はイブの日曜日って大事でしょうに…。ま、それはおいといて、家から仕事に使っているイスを持ち込んで、予定の場所に座って照明のカタログをめくる。
実際の天井仕上げを見ればどうやったって取り付け不能な器具が計画されていた。配線のお兄さんも「図面通りにはでけんど」と感じていたところだったらしく、これはやはり運命のイブ。「ちょっと待っててね〜今考える〜」と視線を巡らせる。ただでさえ天井が低いので存在感の強くないものが良さそうです。
「スポットに調光器もつけたいんです〜」
「蛍光ランプじゃ調光出来ないので、白熱ランプですよ。スポットならそっちから選んでくださいね」
「あっ、そなの?」
という具合に、腕の善し悪しの問題ではなく「器具自体の機能で出来ることと出来ないことがある」というのを初めて知った。
「じゃあさ、ダウンライトとペンダントは連動スイッチで、ってのもいいの?」「出来ますよ」
お客さんからリクエストされて自分から「出来ない」というようなことは絶対に言いたくない、というお兄さんであった。そんな話をしながらパチパチとペンチの音を響かせ配線は進んでゆく。私はと言えば照明の位置をマジックで天井につけてゆく。最後は念のためにお兄さんが計ってくれたのだが「目見当なのにぴったり等間隔ですね」と褒められました。うふ。
こういう専門の人と作業しながら話すのは実に楽しい。建売住宅の電気配線裏話とか、部屋の一番奥につけられた気の毒としか言いようのないスイッチの話とか、色々聞くことが出来ました。職人さんに悪意なんてものはなくても、依頼主が油断してると現場進行に追いつけなくて何でもアリ!になってしまうってことか。なるほど依頼主は『意欲と仕上がりイメージ、常に前傾姿勢』ですね。

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普段見ることが出来ない天井裏の配線や『ナイスハット』というコードのカバーなど写真に収める。天井高が低くてですね…という話をしたらお兄さん(また私よりかなりお背が控えめな方…)も「確かにかなり低いですね」と返ってきました。
ただ実際にイスを持っていって座っていると、はめ殺しにしたサッシの向こうに見える桜と紅葉の枝ぶりとか、陽射しの差し込む加減とか、机の横に配置した超横細長サッシ(綿密に高さを指示しました)からの一面広がる緑の景色とか、部屋に『こもれる』感じがすごくいい。似合うBGMを選ぶのも楽しみになりそう。仕事に邁進ていうんですか?

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帰りがけ、思わず柏手を打ちたくなる玄関の上を見上げる。…神棚?…お正月前のオプション? こうして予測不可能な動きがどんどん目に見えてくるので、ますます目が離せない現場なのでありました。とりあえず「メリークリスマース!」と手を合わせて拝んで戻りました。

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2006年12月24日 21:13に投稿されたエントリーのページです。

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